2010/01/25

WINGTIP



今回は最近改めて面白く感じている、' ウィングチップシューズ ' を紹介します。




一口にウィングチップシューズと言っても
それぞれに、様々な素材やデザインで作られています。

最近特に気になっているのは
スウェード等の起毛素材を使用した
ラバーソールのウィングチップシューズです。

見た目の雰囲気は写真の感じです。
スニーカーと、ウィングチップのデザインからイメージする
レザーシューズの雰囲気が合わさったような
そんな、遊びの感じられるところが非常に面白く
アッパーに起毛素材が使われているものは
特に気が抜けてて好きです。





ソールはラバー素材のものが
見た目、履き心地ともにソフトで面白いです。




イタリアの街行く人の着こなしを見ていて
面白いと感じた人のスタイリングには、どこか余裕・抜け感のある
遊びの感覚が感じられました。
個人的には、靴でリラックス感を出している人が特に印象深かったので
日本に戻ってから、今回紹介のウィングチップがより面白く感じてます。

今回紹介した
'SUPERGA' と 'BOSCO' のウィングチップは
靴でスタイリングを楽しみたい人にかなりオススメなので
是非一度、色々な素材やシルエットのパンツと合わせて頂きたいと思います。

2010/01/21

あじ ③

あじ ③

早くもあじシリーズ第3弾です。

皆さんご存知の方も多いと思いますが説明不要?のCHAPALのあじを紹介したいと思います。
CHAPALの中でも代表的なTYPE A1をご覧ください。

TYPE A1とは・・・1930年頃にA2の前のモデルになり(A2とは襟付、ZIPタイプです)、AAC(Army Air Corps:米国陸軍航空隊)がベースです。民間用のJKとしても用いられ、着丈の少し長いタイプです。着丈の長さが太目のパンツと相性が良いと言われ、色々なコーディネイトに使用しやすいモデルです。

あなたはどのカラーがお好きですか?

新品の状態
少々使用した状態
洗いをかけて更に使用した状態
3段階に分けてみました。
いかがですか?すごい変化ではないでしょうか?
レザーは使用すればするほどにあじが出てきて自分の体にフィットしていきます。
ほぼ毎日着用し、柔らかくしていくんですが、馴染むまではすごく大変!
ですが、時間がかかればかかるほど、愛着がでてきますよね?
時間をかけたアイテムは本当に大事にする、一生の宝物です。
レザーは自分だけのあじを見つける事ができる最高の一品です。
皆さんのあじを是非お見せください。
お持ちではない方も大勢いらっしゃると思いますが、
一緒にあじを出していきませんか?
本当の感動は自分のあじがでてきたときに初めて訪れます。
今回はTOPSの紹介でしたが、他にも色々なあじがあると思います。
是非ROCKSにあじを見せに来てください。
心よりおまちしております。


2010/01/19

あじ ②

あじシリーズ第2弾です。
今回はお客様の私物をお借りして撮影させてもらいました。

ROCKSでは4年ほど前から取り扱いのある、VIA ROMA15という靴のブランドです。
ブーツの木型がとても洗練されていて、ご購入いただいたお客様は実際に履いてご来店いただいている方がほとんどで、それだけヘビーに履いていただいていると実感できます。







このブーツは、ショート丈のもので、1年ほど前にご購入されたものです。
もともとUSED感を出すために、足先に傷をつけたり、白い塗料を塗ったりしているので、
はじめから履き古したような、なじみがあるいいブーツなのですが、
足首などのシワは、職人さんでも再現するのが難しいでしょう。

この方のブーツのシワは、かなり気に入って履いていただけている証拠ですね。
ここまでいけば、靴職人と持ち主の合作です。
実際に履いているのを見て、お友達が欲しくなってしまって、買いに来られたという実績ありです。




皆さんも、「これは誰にも負けないぞ」という”あじ”のあるアイテムをお持ちの方は、是非見せてください。
そして、大事に長く使ってあげてくださいね。

2010/01/18

買い付け行ってきました。

MEN'S 10-11FWシーズンの、イタリア買い付けより戻ってまいりました。
今回も、かなり面白いブランドを見つける事ができたので
今から届くのが楽しみで楽しみで待ちきれません。

今回、たくさんの良い物や面白い感性に触れられた事で
単純に、良い物や面白い物というのは
見たり、着るだけでその人の気分をよくできる。

そんなすごく基本的な事に立ち返った思いになりました。

世界的に、アパレル業界全体の活気がありませんが
本気で楽しんで物を作っている人がいる限り
そういう人達の作った物を見つけ
必要とする人に伝えていきたいと思います。

詳しい話や、面白いエピソードは
またゆっくりお店にて。
それでは!

2010/01/16

あじ

今回は、使っていくうちに出てくる、”あじ”をご紹介いたします。

レザーのアイテムをお持ちの方は、それぞれに体感したことがある方も多いと思います。
私が始めて、高価なレザーアイテムを購入したのは、3年前です。
高価なものなので、思い切って今年こそはと意気込みました。

それが下の写真の、STEWARTのG1タイプのレザーブルゾンです。
憧れていたアイテムなので、本当にうれしかったのを覚えています。
はじめは、革が硬くてすごく窮屈な思いをしたのですが、
着ていくうちに、だんだんなじんでやわらかくなるのを感じました。
今では、脱いだときに自分の抜け殻かと思うほどにあじが出ました。
ひじの辺りのしわは、自分の手にすっとなじむようにのびています。







                                                                                                                                                                
これを体感してからは、古着でレザーを試着するたびに、ちょっとした違和感を感じてしまいます。前に着ていた人のぬくもりで、革がなじんでいて、着心地がしっくりこないのでしょう。着ていくうちに自分の形になっていくとは思うのですが。
もし、一生着て、自分だけの一枚にしたいなと思う方は、
サラのレザーを試してみてください。
きっと自分の体に合った”あじ”がでてきますよ。

2010/01/14

WOOLRICH


1月も中旬になって、更に冷え込んできました。

今回はこの冬を乗り切るための本気アウター、MEN’SのWOOLRICHの紹介をいたします。

                                                                                                                                                 WOOLRICHとは・・・?                                                                        1832年創業のアメリカブランドで、英国移民のジョン・リッチ2世が      毛織工場からスタートし、毛織物メーカーということもあり、ウールから由来を取りWOOLRICHのブランド名になりました。
               
 ARCTIC PARKA                                                             1970年代アラスカから米国へ天然ガスのパイプラインを引く作業者が着用したウェア。良質なダウンとフェザーを使用し、これ以上ない暖かさでSOCCERのセリエA ACミランのベンチウォーマーとして採用したこともある名作。現在、生産国は中国製のものが多いが、こちらは30年以上貫かれるアメリカ製。

ボリュームがあるので見た目は重量級のアイテムだが、着ると驚くほどの軽さです。試したことの無い方は一度是非試してみてください。冬のマストアイテムになること間違いなしです。
 
                                                   ファーはコヨーテを採用しています。ラビットファーに比べると抜けにくく、長年使用していてもほとんど雰囲気が変わらず頑丈です。



                                                                                                                                                                                                                                                                      

                                                                                                                                                                                                                 袖にはリブを使用し、ポケットの内側には暖かいウール地を採用。表生地は60/40クロス(ロクヨンクロス)を使用しており撥水性はもちろん防汚性にも優れています。

                                                                                   内側は大容量のダウン&フェザー使用で保温性はアラスカの極寒に耐え切れる程です。
カラーリングは全部で8色展開。

                                                                                                                                                                                                                                


ミリタリーベースのアイテムなのでカジュアルな感じで合わされる方が多いと思いますが、少し人と違った大人なコーディネイトで合わされてはいかがでしょうか?ちなみに上の写真はロベルト・フリードマンのシャツ、SOHOのベスト、CHAPALのレザーパンツ、EMMA HOPEのベロアシューズでコーディネイトしています。


今年は数年に一度の大寒波が訪れるらしいので、以前から気にしていた方、もしくは羽織物をお探しの方、いかがですか?

2010/01/05

2010年 新年のご挨拶




あけましておめでとうございます。

ROCKSでは、2日から営業させていただいていましたが、
たくさんのお客様にご来店いただき、
今年も良い年を迎えることが出来ました。
ありがとうございます。

感謝SALEのほうは引き続き行っておりますので、
是非、一度ご来店ください。

では皆様、本年もROCKSをよろしくお願い致します。
皆様にとって、良い1年でありますように。。。